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総体3連覇、山口茜が高校最後の夏に見せた成長の証。~勝って当たり前の大会を、当たり前に勝つこと~ 

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石井宏美

石井宏美Hiromi Ishii

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photograph byKyodo News

posted2015/08/30 08:00

総体3連覇、山口茜が高校最後の夏に見せた成長の証。~勝って当たり前の大会を、当たり前に勝つこと~<Number Web> photograph by Kyodo News

鈴木咲貴と組んだダブルスで準優勝、団体戦でも3位に入賞し、金銀銅3つのメダルを獲得。

 全国高校総体バドミントンの女子シングルスで、3連覇のプレッシャーを背負った山口茜(福井・勝山)が見事優勝。史上初の快挙を成し遂げ、歴史にその名を刻んだ。

 この日だけで、ダブルスを含め4戦目となったシングルス決勝戦。試合のインターバルは20~30分程度。体力には自信がある山口もさすがに疲労は隠せなかった。第1ゲームを先取し、第2ゲーム、18-20とリードを許す厳しい状況を迎えた。しかし、ここ一番の勝負強さは健在。ネット前での積極的なプレーでポイントを連取し、勝利を手繰り寄せた。いつもと変わらないポーカーフェイスで最後まで集中力を切らさなかった。

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山口茜

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