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最多エラーにエース岸孝之の移籍。
西武が守備面を立て直す方策は?

posted2017/01/03 07:00

 
将来的にはメジャーも視野に入れているはずの菊池。だがその前に……西武ライオンズの優勝という夢があるはずだ。

将来的にはメジャーも視野に入れているはずの菊池。だがその前に……西武ライオンズの優勝という夢があるはずだ。

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市川忍

市川忍Shinobu Ichikawa

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Kyodo News

 12月26日、「CATCH the ALL つかみ獲れ!」という西武ライオンズの2017年シーズンのチームスローガンが発表された。

「若い選手に向け、チーム内での競争において、レギュラーの座をつかみ獲れという思いを込めました」(辻発彦新監督)

 まずはチーム内での生存競争に勝ち抜き、目の前の1勝を、優勝をつかみ獲ろうという気持ちの表れだという。

「3年連続Bクラスという今の位置から這い上がるには、チームが生まれ変わらなければなりません。チーム一丸となって闘い、ファンの方々の気持ちをつかむという意味でも、このスローガンのもと、素晴らしい試合をお見せしたいですね」(辻監督)

 かつて、常勝軍団と呼ばれたライオンズだが、2008年の日本一を最後に優勝からは遠ざかっている。現場の危機感が伝わってくる。

最大の課題は「エース、岸孝之の穴をどう埋めるか」。

 改めて、2016年シーズンを4位で終えたライオンズに今後、必要な戦力を考えてみようと思う。

 まず、真っ先に思い浮かぶ課題は「エース、岸孝之の穴をどう埋めるか」である。

 11月、FA宣言で東北楽天への移籍を決めた岸は、2016年シーズンこそ故障の影響もあって9勝にとどまったが、2012年から2014年まで3年連続で二桁勝利を挙げた、いわばチームの顔だった。実績も人気もある看板投手の流出が、大きな戦力ダウンになることは否めない。新しい外国人投手の獲得も発表されているが、何より、菊池雄星や野上亮磨、十亀剣といった実績のある投手の奮起に期待したいところだ。

【次ページ】 「さあ、これから」という時にケガを……。

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