ロンドン五輪代表、最大の挑戦BACK NUMBER
<五輪代表連続インタビュー#4> MF・山田直輝 「まったく納得はしていません」
text by
佐藤俊Shun Sato
photograph byToshiya Kondo
posted2011/12/28 10:32
11月下旬のシリア戦で大いに活躍した山田。「僕自身はまだすごくギャップを感じている。もう少し時間を使って試合に出られれば、もっともっと良いパフォーマンスになると思う」と試合後に語った
◆◆ 山田直輝を知るための7つの質問 ◆◆
<質問1> 成り代われるとしたら誰になってプレーしたい?
「シャビかイニエスタ。体を入れ替えるというよりも、どう見えているのか、どう考えているのか。脳と視野だけ替えて見てみたい」
<質問2> チームメイトに求めることは?
「僕を助けてほしいし、生かしてほしい。味方がいないと何もできないので」
<質問3> 年俸600万円で欧州のビッグクラブと、 3億円で中国からオファー。どうする?
「若いときは欧州です。でも、30歳だったら中国に行きます」
<質問4> これだけは譲れないものはある?
「運動量。それは誰にも負けたくない」
<質問5> 世の中で一番恐いものは?
「怪我。足を切断とかしたら、どうやって生きていくのかなって考えたりします」
<質問6> 最近どんな夢を見た?
「昼寝すると恐い夢を見るんです。ゴジラに追いかけられるんですけど、道路がトランポリンになっていて走るとすぐに見つかってしまう。それでも必死に走るみたいな、よくわからない夢で恐かった」
<質問7> 「直輝」という名前の由来は?
「直接聞いたことはないですけど、真っすぐに輝いてほしいということだと思います」
山田直輝(やまだなおき)
1990年7月4日広島県生まれ。小学生の頃から浦和のチームでプレーし、中学から浦和レッドダイヤモンズの下部組織に所属。2008年4月にトップチーム登録され、同月17歳でJデビューを飾る。同年には、ユースとして高円宮杯でも優勝し、得点王。U-17代表から各年代で日本代表に選ばれ続け、2009年5月にはA代表デビューもしている。166cm/65kg