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【動画】「競技人生で初めてのキャプテン」網本佳悟が語る“個性派ぞろい”の4年生と途切れた鉄紺の伝統「でも、2本の駅伝をしっかり走る」《徹底解剖:東洋大学2025②》
箱根駅伝など大学駅伝に挑む選手を動画でインタビューする連載「徹底解剖」に東洋大学・網本佳悟選手が登場。今年の箱根駅伝で8区2位と好走し、シード権圏外の12位から圏内の10位へとチームを押し上げたのが網本選手でした。今季は『鉄紺の結束』というスローガンのもと主将としてチームを牽引しています。重責を担うキャプテンに駅伝シーズンへの決意を伺いました。
NumberPREMIERでは公開中の酒井俊幸監督に加えて、岸本遼太郎選手(4年)&薄根大河選手(3年)、松井海斗選手(2年)&内堀勇選手(2年)の動画インタビューを公開予定です。
自他共に認める“個性あふれる学年”――それが今季の東洋大の4年生です。
「他の学年の子たちも明るいんですけど、4年生が元気いいので、そういう雰囲気を作っているのかなと思います」
そんな個性派ぞろいの学年を代表して今季の主将に選任されたのが網本佳悟でした。

今年1月の箱根駅伝で東洋大は、主力をケガで欠くという危機的状況を迎えていました。そのピンチをチーム一丸となって乗り越え、連続シード権を“20年”に伸ばしました。網本は初めての箱根駅伝で8区2位と快走し、チームをシード権圏外の12位から10位に押し上げる活躍。そして今季の東洋大は『鉄紺の結束』をチームスローガンに掲げています。
「今年の箱根駅伝では結束力があったからこそ、どんな状況であってもしっかり(タスキを)つなげて、シード権を獲得できた。その結束力を今年度も大事にしようと、話し合って決めました」
しかし、一難去ってまた一難。今年5月の全日本大学駅伝関東地区選考会ではわずか11秒届かず、本大会の切符を逃しました。
「これまでの伝統を自分たちの代で途切らせてしまって、悔しい気持ちと、先輩方や応援してくださる方々に申し訳なくて、すぐには気持ちを切り替えるということができなかった」
しかしながら、主将として下を向くわけにはいきません。その後のミーティングで、網本はこんな言葉でチームメイトを鼓舞しました。
「(駅伝シーズンは)出雲、箱根の2本になるので気持ちを切り替えて、しっかり戦わないといけない」

そして、悔しさを糧にチームは復調を見せます。6月、7月の記録会では好記録をマークする選手が続出し、良い状態で夏を迎えました。インタビュー時の網本の言葉からも、全日本選考会敗戦のショックを払拭した様子を窺い知ることができました。
個性派がそろう4年生…自分の役割は?
動画では、以下のようなトピックについて触れています。
- 「競技人生で初めて」キャプテン就任の経緯
- 個性派がそろう4年生…自分の役割は?
- 伊勢路への切符を逃して感じたこと
- 『鉄紺の結束』の中身
- リカバリージョグに最適な一足とは?
前半戦の振り返りでは主将としての苦悩を覗かせつつも、駅伝シーズンに向けては固い決意を口にしていました。(8月27日取材)
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