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世界最小GPライダーが、いよいよ本領発揮。

 WGP125ccクラスで3年目の小山知良が、第3戦トルコGPで3位になった。今季は同クラスの強豪でオーストリアのバイクメーカーKTMに移籍し、3戦目での初表彰台だった。デビューイヤーはホンダのプライベートチームから参戦し、2回の表彰台で総合8位になって「ルーキー・オブ・ザ・イヤー」を獲得した。昨年は同チームがマシンをイタリアのマラグーティにスイッチしたが、マシンのポテンシャルの低さに苦戦。シーズン中に2度の骨折、総合15位と散々な1年となったが、その頑張りと実力を認められてKTM入りを果たした。

 3歳でポケバイに乗り始め、ミニバイク時代から注目されていた。16歳からは、原田哲也、中野真矢など名選手を世界に送り出した名門チーム「SP忠男」で全日本125ccクラスに参戦。史上最年少記録17歳(当時)で全日本チャンピオンに輝いた。その後、250ccクラスにスイッチし、常にチャンピオン争いに加わる活躍で将来を期待された。

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photograph by Satoshi Endo

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