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【動画】「直前のケガで…」立教大学・國安広人が語る箱根駅伝直前“12月31日の通告”とキャプテン立候補の背景「意識が変われば、チームの熱さも変わる」
國安選手は1年目から主力として、チームをけん引してきました。箱根駅伝では1年時から2年連続でエース区間の2区を担っていましたが、今回は右膝を痛めてレース直前に一時離脱。髙林祐介監督からは「最終調整を見ての判断」とされていましたが、12月31日に補欠にまわることを告げられたそうです。
「当然3年目もしっかり走ろうという思いでやってきたので、直前のケガでそれを逃したのはかなり悔しい経験になりました」

その悔しさを胸に主将となった今季。トラックで成果を挙げています。3月の中大記録会では、自己記録を30秒以上上回る28分18秒71をマーク。立教大学記録を更新しました。続く東京六大学OP5000mでも、13分54秒56の自己ベストをマークしています。
「4年生だから、主将だから、タイムや順位でチームを引っ張っていきたいという意識で、そういう結果もついてきたんじゃないかなと。練習の面では、一段階設定を上げたメニューでも、去年だといっぱい、いっぱいでしたが、今は余裕を持ってこなせるようになりつつある。1~3月でしっかり練習できたので、それがトラックに入ってからのポイント練習や試合につながっていると思います」
特に中大記録会は「大学に入学してから一番調子がよく、9000mまで余裕を持って走れた」とのこと。レース前の調整方法も確立できたといいます。これまで、5000m、10000m、ハーフの3種目で自己記録を塗り替え、駅伝シーズンに弾みをつけました。
2年連続で走っていた「2区」への思いとは?
今季の立教は、國安選手とエースの馬場賢人ら4年生が主体。一方、高林監督は「3年生以下」をポイントに挙げ、「立教を背負って他大学と勝負できるようなメンタリティを持ってほしい」とさらなる奮起を促していますが、キャプテンも指揮官の思いを汲み、対話を重ねながら、チームの底上げを目指しています。
「ポイント練習では、4年生を中心に主力が引っ張ることが多い。でも、練習を引っ張ることで強くなる面もあるので、積極的に出てきてほしいなと思っています。最近は3年生が引っ張ることも増えてきました。意識が変われば、チームの熱さも変わると思うんです」

動画では、他にも以下のようなトピックについて聞いています。
- 10区間を通して印象に残ったランナーは?
- 2年連続で走っていた「2区」への思い
- 12位でシード落ち…シード権を取るために必要なこと
- 中学時代から憧れる"地元の先輩"
- キャプテンに立候補した理由とは?
- 「大きな声では言いにくい…」意外な息抜き
- 個人の目標は? 箱根は何区を走りたい?
箱根を振り返り「復路にゲームチェンジャーとなる存在がいれば変わっていたかもしれない」と語った國安選手。主将としてチームをまとめつつ、風向きを変える走りに期待します。約30分のインタビュー、ぜひご覧ください。(6月30日取材)
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