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邂逅を遂げた男達の、“第2次プロジェクト”。

 あまり知られていないが、スティーブ・カーとシャキール・オニールの最初の“プロジェクト”は失敗だった。

 15年前のことだ。オニールはプロ2年目ながらオーランド・マジックの大黒柱。プロ5年目のカーはシーズン途中のトレードでマジックに加入した。インサイドを支配するオニールと外からのシュート力抜群のカー。最高の組み合わせのはずだった。

 「一見いいアイディアのようだったが、実際はうまくいかなかった。あのチームのオフェンスに僕はまったく適合しなかったんだ」とカーは振り返る。結局、ほとんど出番がなかったカーは、シーズン後にFAとなり、マジックを離れた。

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