「タカハラは3トップだ」「いや2トップだろ」。最近、高原直泰のポジションをめぐって、フランクフルトの地元記者の間で意見がまっぷたつに割れている。
実際、高原のポジションはわかりづらい。ビルト紙は「2トップ」なのに、キッカー誌は「3トップ」。高原はセンターFWというほど中央にいるわけでもなく、ウィンガーというほどサイドに張りついているわけでもない。左に右に目まぐるしくポジションを変え、同僚のシュトライトと髪型が似ているものだから、つい2人を見間違えてしまう。
だが、このポジショニングにこそ、高原の好調の秘密が隠されている。
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photograph by Miki Nagai