優勝(朝青龍)および三賞(殊勲賞/白鵬、敢闘賞/旭鷲山、技能賞/白鵬・安馬)を独占。さらに、十両以上の関取9人すべてが勝ち越したモンゴル出身力士たち。朝青龍が成し遂げたジャパニーズドリームを手本に、破竹の勢いで春場所を呑みこんだ。
史上初のモンゴル出身力士同士の優勝決定戦。最後は朝青龍が貫禄と経験の差を見せつけて白鵬を豪快に裏返したが、その力は拮抗。「速さ・強さ・巧さ」で他を寄せつけなかった横綱が、「巧さ」のみで手繰り寄せたのが今場所の優勝だった。朝青龍らしくない相撲内容でも集中力で乗り切るところはさすがだが、これまでの稽古の貯金は完全に無くなった。
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