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モントーヤの“大失策”で、ブラジルが最終決戦に。

 マクラーレン・チームは逆転のチャンスを逸した。雨のスパ・フランコルシャン、1―2ゴール(10+8点)ならず、J-P・モントーヤはトルコGPに続き、レース終盤に2位をF・アロンソに与えてしまった。周回遅れとなっていたA・ピッツォニアと接触リタイア。全く争う必要のない相手だっただけに何をかいわんやである。

 18点取っていたら154点になった。ルノーはG・フィジケラを序盤に欠き、ひとりアロンソが守りに徹して3位(6点)を目指すほかなかった。そのままいったら150点どまり。第16戦ベルギーGPで今季初めてとなるコンストラクターズ選手権2位転落を覚悟していた。

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photograph by Hiroshi Kaneko

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