打倒朝青龍! 目指すは横綱! 大いなる野望に胸躍らせ、初場所から春場所にかけて、多くの若者たちが相撲界の門を叩いた。角界への入門はいつでも可能だが、学校の卒業シーズンと重なる春場所は、入門者数も断トツで別名“就職場所”とも呼ばれている。注目は大学や高校相撲で活躍した関取予備軍だ。数年前、幕下付け出し資格が厳格化し、今回幕下15枚目格付け出し特権が認められたのは、昨年学生横綱に輝いた近大出身の吐合のみ。その他全ては前相撲からスタートという茨の道を歩む。しかし、そこから抜け出しそうな有望新人も目白押しなのだ。中でも境川部屋に入門した澤井豪太郎は大物と呼び声高い。高校卒業前に一足早く初場所初土俵。出世披露も果たし、早くも春場所の番付表(序ノ口)に四股名が載った。
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