優勝争いをしているチームに、絶対に必要なのがいぶし銀的なベテランの存在である。優勝経験をもつ監督はみな、ふだんは死んだフリをしているベテランも、いざ有事となったときは力を発揮してくれる、と言う。中日・落合博満監督が、阪神との競り合いを演じるなか、次々とベテランを二軍に落としたことに納得できないと言ったのは、ソフトバンクの王貞治監督だった。
その王監督が、夏場の厳しい時期に一軍昇格を命じたのが大道典嘉だ。'87年のドラフト4位だから、ホークスのユニフォームを着て18年になる。その間、親会社は南海―ダイエー―ソフトバンクと変わった。いわばホークスの生き証人。そんな大道のバッティング技術を、王監督はこう評価する。
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