去年のジャパンカップ(JC)は、凱旋門賞を失格になったディープインパクトの帰国初戦として世界中の注目を集めた。そこで「復権」を果たしたディープの存在感に隠れるような形でさほど問題視されずに済んだものの、海外からの招待馬が過去最低の2頭(JCダートは0頭)と、日本最大の国際レースの沽券にかかわりかねない寂しさだった。
今年も馬インフルエンザの影響で、一時は外国馬の参戦が危ぶまれたが、JRAは、一度取り消された千葉県白井市の競馬学校の輸入検疫施設としての指定を11月1日に再取得するなどして、最終登録の時点で6頭(JCダートは3頭)の出走馬を確保した。
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photograph by Kiichi Yamamoto