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ようやくの今季初勝利。ホンダの完全復活なるか?

 最強マシンを常に送りだしてきたホンダが、1988年の開幕6レース連続優勝なしのワースト記録を更新し、今季開幕9連敗という不名誉な記録を打ち立ててしまった。

 しかし、第10戦ドイツGPでD・ペドロサが今季初優勝。昨シーズンのチャンピオンながらどん底にあえいでいたN・ヘイデンも、オランダ、ドイツと2戦連続で表彰台に立ち、シーズン中盤にして復活をアピールした。

 今年からモトGPクラスは排気量が990ccから800ccへ、さらに燃料タンクの容量が22Lから21Lへ縮小された。最高速度が350kmに届こうかという速すぎるマシンにブレーキを掛けるためのルール変更は、絶大な効果を発揮し最高速を10〜15kmほど引き下げた。その一方、馬力が減ったことで乗りやすくなったマシンはコーナリングスピードが向上。あわせてタイヤに優しい特性になったことでラップタイムが短縮された。

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photograph by Satoshi Endo

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