なでしこジャパンがメキシコとのプレーオフを制し、中国で開催(9月10日〜30日)される第5回女子W杯への出場権を獲得した。
3月17日に標高2600mのトルーカ(メキシコ)で行われた第2戦は、空気の薄さとメキシコの猛攻に大苦戦。試合には1対2と敗れてしまったが、10日に2対0で完封勝ちしていたホーム(国立競技場)での第1戦と合わせ、なんとか5大会連続の出場をたぐり寄せた。
「試合が終わってウルウルしてしまった。ホッとしました」と最前線で走り回っては顔をゆがめていたFW荒川恵理子が言えば、チームを引っ張ったMF澤穂希も、「(出場権獲得が)決まった瞬間は嬉しかったけど、試合は本当に苦しかった。特に肺が……。皆泣いててつられて泣いちゃった」と話し、選手たちは一様にホッとした表情を見せていた。
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