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「すべてにおいて劣っていたな、と」石井大智の57試合ぶり失点と涙…「あんなの、あり得ない」仲間も度肝を抜かれた柳田悠岐の同点弾《日本シリーズ第5戦》<Best Selection>

2026/01/30
8回1死一塁で柳田悠岐が同点2ランを放った
 2025年10~12月にNumberPREMIERで公開された記事の中で、人気の高かったものを再公開します。《初公開:2025年11月8日》

体が勝手に反応したんです。

 虎党の誇りを打ち砕いたのは、この男のひと振りだった。2点ビハインドの8回1死一塁、柳田悠岐が泰然と打席に入る。マウンドには阪神の「勝利の方程式」を担う石井大智。その初球を、軽くバットで擦り上げた。打球は一瞬レフトへのファウルと見せかけて、しぶとくポール際ギリギリの一角へ。値千金の同点弾に、甲子園は言葉を失った。

「いいピッチャーなので、なかなか連打は難しい。長打を打てたらいいなって気持ちで打席に入りましたけど、うまくいきすぎました」

 石井の失点はポストシーズンも含めて実に57試合ぶり。ホームランを浴びたのは、2023年7月13日、DeNA戦の牧秀悟以来となる。打たれた150kmのストレートは外角低めいっぱい、最高のボールだった。そこに対して柳田は、上半身は大きなスイングを繰り出しながら下半身を鋭く捻るフォームで、打球をキレさせず着弾させた。

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photograph by Hideki Sugiyama

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