
昨季、43年ぶりとなったニューヨーク・ヤンキースとのワールドシリーズを制し、8度目の優勝をつかんだロサンゼルス・ドジャース。オフにも貪欲に補強を進めたが、連覇の可能性はどれほどあるのか? そして不安要素はないのか? 2006年から'08年まで、3シーズンにわたってドジャースでプレーした斎藤隆氏は、球団が新たな「黄金時代」に向けてチーム作りを進めていると見ている。
「アメリカでは黄金時代のことを『ダイナスティ』と呼びますが、ドジャースはその入り口に足を踏み入れようとしている感じでしょうか。それを作るための教科書はありませんが、ドジャースは資金、編成、データ分析に戦術、あらゆるリソースを投入して常勝軍団を作ろうとしています。メジャー全体の考え方として、一強を良しとせず、ポストシーズン進出チームを増やすなど、色々な球団にチャンスを与える方向にシフトしていますが、ドジャースは貪欲に王朝を築こうと今季も陣容を整えています」
斎藤氏は、今年のローテーションを次のように分析している。
「昨季は5勝しかあげられませんでしたが、サイ・ヤング賞を2度受賞したブレイク・スネルが加入して、山本由伸に次ぐ2番手。スネルが2番手ですよ。それだけでも充実ぶりが分かります。3番手にタイラー・グラスノウ、そして佐々木朗希が続き、大谷翔平も復帰する予定です。ローテーションが順調ならシーズン100勝以上を挙げても不思議はありません」
続きの内容は…
- 斎藤「大谷、山本と比較しても、朗希の能力は…」
- 多村氏「対抗馬としてのパドレスに大いに期待」
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- なぜシカゴ・カブスが「本命」なのか?
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