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【体操:白井健三が見所を解説】「エース橋本だけでなく複数選手が表彰台も」団体キャプテンの萱和磨にはまとめ役を期待《パリ五輪》

2024/07/26
男子主将を務める萱和磨(左)と解説してくれた白井健三さん

エース橋本は「自分自身が良い試合だった」と思える演技を。

 男子団体のメンバーは橋本大輝選手を中心に実力のある選手がそろっています。団体の試合を見るときのポイントは、各国の得意種目が違うこと。日本はあん馬や跳馬、鉄棒が強く、中国はつり輪と平行棒が強いなど、国によって異なります。先に得意種目からまわる国は高得点が出るので、途中経過では順位の変動がめまぐるしいかもしれませんが、大事なのは最終順位。日本は最後に演技すると思われる鉄棒を最も得意としていますから、種目ごとに一喜一憂しながらも最後にどうなるかを注目してほしいですね。

 ただ、ライバルは中国だけではありません。4年後にロサンゼルス五輪を控えている米国は若手の成長が著しいですし、英国もどの種目にもトップ争いをできる選手がいます。

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photograph by Yuki Suenaga / JIJI PRESS

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