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《セーラームーンに変身》エフゲニア・メドベデワがカナダで大切にする「私自身のままでいること」<独占インタビュー/2020年>
今年2月、アイスショーの記者会見のため日本を訪れたエフゲニア・メドベデワ。セーラームーンの衣装で臨んだ会見のあと、私服に着替えた20歳は、同一人物とは思えない妖艶さを身にまとっていた。今季は若手が活躍するなかGPファイナル進出を逃したが、むしろ自信に満ちた笑みをうかべる。
「この2シーズンのことは、あえて語りたくないというのが正直なところです。こんなにも多くの様々な困難が一気に降りかかってくるとは、2年前には思ってもみませんでした。でも自分としては最高の演技を出来た試合もあり、カナダでの生活にも慣れ、人生としては向上している感覚はあります。でもまだ苦しい日もありますけれどね」
セーラームーンのアイスショー主演に抜擢。
12月末のロシア選手権で今季を終了すると、1月からは精力的にアイスショーに出演。6月には『美少女戦士セーラームーン』のアイスショー『Prism On Ice』で主演が決定した。(※編集注・『Prism On Ice』は新型コロナウイルスの影響で延期となり、23年6月の開催を目指したが残念ながら公演は中止された)
「私がセーラームーンを初めて見たのは15歳の時です。日本のアニメは、最初に『ハウルの動く城』を見て宮崎駿のファンになりました。セーラームーンは、キャラクターの設定や情景が感情移入しやすくて、夢中になって、全シーズンとも見ました。16歳の時に日本のファンの方から、ルナ(猫)のティッシュケースをもらって、それ以来、セーラームーン同様にルナからパワーをもらっています。ルナが怪我をしたこともありますが、治療して、大事に使っています」
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