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「ヤットも私も一蓮托生だ」長谷川健太にとってなぜ「主将=戦友」なのか?《遠藤保仁、東慶悟、稲垣祥との絆》

2024/02/18
G大阪の後に指揮したFC東京でもルヴァン杯優勝。誰にでも意見を言える東(左)を2年目から主将に据えて結果を残した

 私にとって、キャプテンは“戦友”です。本音で話しますし、彼らだけに明かす情報もある。それだけ重要な存在だからこそ“こいつとなら心中してもいい”と言えるくらいの選手をキャプテンに選ばなければ、タイトルは獲れないと思っています。

ヤットはキャプテンの責任と覚悟を背中とプレーで示してくれた。

 2013年、ガンバ大阪の監督に就任した際はヤット(MF遠藤保仁)を指名しました。

「これまでキャプテンをやったことがないから、ヤットには無理なんじゃないか」

 周囲からは、こんな意見も聞こえました。それでも前年にJ2へ降格したガンバが生まれ変わるには、彼が中心となって再生しなければ未来はないと思ったんです。ガンバも、ヤットも、私も、一蓮托生だと。

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photograph by J.LEAGUE
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