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自費で球場建設、少年野球チーム設立…筒香嘉智が新たな“恩返し”の形「筒香や大谷翔平の存在はプロ野球選手の未来図」

2024/01/07
筒香は始球式後、少年たちに「周りをよく見て自分と向き合ってがんばってください」と激励

 秘境・高野山を一望する和歌山・橋本市の高台に「TSUTSUGO SPORTS ACADEMY」が完成した。約3万㎡の土地に両翼100mのメイン球場と同45mの内野フィールドや室内練習場等も完備。球場の内外野には芝生が張られ、その芝生も米・ロサンゼルスのドジャースタジアム等と同じ「TAHOMA31」という品種を使うこだわりようだ。

「ドミニカ共和国にあるメジャーリーグのアカデミーを参考にさせてもらいました」

 球場の完成お披露目会でこう語ったのは、今季はサンフランシスコ・ジャイアンツの3A等でプレーした筒香嘉智外野手である。私費約2億円を投じて完成した施設は、緑に輝くグラウンドばかりか金網張りのダッグアウトやベンチなども、まさしくドミニカ共和国のアカデミー仕様。合理的で簡素。しかし日本の野球場とは一味違う雰囲気を醸し出している。

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photograph by Yasushi Washida

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