久々に球場に活気が戻ってきたように見えた。待望のセ・パ交流戦が5月6日にスタートした。約1カ月にわたってセ・パ両リーグの12チームがホームとビジターで各3試合、計6試合を戦うことになる。
その交流戦の目玉と言われた新規参入の東北楽天と巨人が激突した仙台のフルキャストスタジアムに行ってきた。楽天ばかりか巨人までもが最下位を独走して最下位決定の“裏日本シリーズ”となったものの、球場には3連戦で5万7342人のファンが詰めかけた。東北はもともと巨人ファンが多い土地柄の上、誕生したばかりの地元チームとの試合ということで、スタンドは最後まで熱気に包まれ、野球人気の低迷が叫ばれる現状を、一瞬、忘れさせてくれるほどだった。
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photograph by Hideki Sugiyama