西岡良仁が米国のシティ・オープンで準優勝。ニック・キリオスに敗れて2度目のツアー優勝は逃したが、世界21位で前週優勝のアレックス・デミノー、同8位の第1シード、アンドレイ・ルブレフら上位を連破、キャリアの節目となるような「大勝ち」だった。
試合後、「今年はうまくいかず、数年で引退もあると覚悟したが、あと何年かやれそうだ。このままいきたい」と話した。26歳で引退に言及するのは少し早いが、実際、崖っぷちにいた。昨年10月から今年1月の全豪までツアー本戦で一度も勝てなかった。全豪1回戦では、予選を勝ち上がった124位の選手に敗れ、「今は勝ち方がまったく分からない。やっていて勝てるイメージが一切ない」と嘆いた。
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