日本プロ野球選手会による、2022年の年俸調査が公開された。チームの平均年俸のランキングを見ていくと、なかなか興味深い傾向が見て取れるので、論じてみる価値がありそうだ。
選手会に所属しているプレーヤーのデータなので、ほぼ日本のドラフトからプロになったプレーヤーの年俸ということになるわけだが、全体の平均は4312万円で過去最高となった。
だが平均年俸というのは、プロ野球のように、ずば抜けた金額の大スターがいると、全体の平均を引き上げてしまうことがあって、プロ野球選手であれば、もれなく年俸が上がったということを意味しない場合があるのだ。'22年の年俸について、平均の金額が上がった事情の中身に関して検証してみた。
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photograph by Nanae Suzuki