ゴールデンウイークを終えて借金6の4位、首位のイーグルスからは11.5ゲームも離されている。昨年のリーグ王者、バファローズが苦しいスタートを切った。開幕後、新型コロナウイルスに感染する選手が相次ぎ、満足にオーダーも組めない。連覇を目指す中嶋聡監督にとっても厳しい日々が続いた。
そんな中、連休が明けて36試合を超えてなお、チーム唯一の全試合出場を続けていたのがプロ3年目、20歳の紅林弘太郎だ。打率.175、ホームランは1本。それでも半分の18試合で3番を任された紅林はサヨナラヒットや起死回生の同点ホームラン、決勝タイムリーを放つなど、ここ一番で勝負強さを発揮してきた。
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photograph by KYODO