今季のワールドシリーズ(WS)は、ブレーブスが4勝2敗でアストロズを振り切り、1995年以来26年ぶりに世界一の座へ就いた。チームを率いた66歳のブライアン・スニッカー監督は、優勝トロフィーを手に感無量の表情で言った。
「自分にこんなすばらしい時間が訪れるなんて思ってもいなかった」
1977年にプロ入りして以来、ブレーブスひと筋44年。メジャー経験がないまま、現役を引退した'80年、マイナーのインストラクターの座を用意したのが、当時ファームディレクターを務めていた故ハンク・アーロンだった。その後、ほぼ全レベルのマイナーでコーチや監督を務め、'16年途中、ブレーブスの監督代行に就任した。最優秀監督賞に選出された'18年からは4年連続で地区優勝を飾り、ついに今年、頂点に立った。
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