#1040

記事を
ブックマークする

ブレーブスひと筋44年。スニッカー監督の“特別な世界一”。

2021/11/23
'16年シーズン終了後に代行から正式な監督に就任したスニッカーは5シーズン目にして戴冠。愛称は“スニット”

 今季のワールドシリーズ(WS)は、ブレーブスが4勝2敗でアストロズを振り切り、1995年以来26年ぶりに世界一の座へ就いた。チームを率いた66歳のブライアン・スニッカー監督は、優勝トロフィーを手に感無量の表情で言った。

「自分にこんなすばらしい時間が訪れるなんて思ってもいなかった」

 1977年にプロ入りして以来、ブレーブスひと筋44年。メジャー経験がないまま、現役を引退した'80年、マイナーのインストラクターの座を用意したのが、当時ファームディレクターを務めていた故ハンク・アーロンだった。その後、ほぼ全レベルのマイナーでコーチや監督を務め、'16年途中、ブレーブスの監督代行に就任した。最優秀監督賞に選出された'18年からは4年連続で地区優勝を飾り、ついに今年、頂点に立った。

会員になると続きをお読みいただけます。
オリジナル動画も見放題、
会員サービスの詳細はこちら
特製トートバッグ付き!

「雑誌プラン」にご加入いただくと、全員にNumber特製トートバッグをプレゼント。
※送付はお申し込み翌月の中旬を予定しています

photograph by Getty Images

0

0

0

前記事 次記事