もっと若い頃に読みたかった! こういう本を待っていました。心から。
私がアイドルだった頃、周りは男性スタッフが圧倒的に多く、身の回りの世話をしてくれる女性スタッフは数えるほど。絶大な信頼を寄せていたので体のことも相談していたけれど、それでもアドバイス通り婦人科に行くことや、恋愛相談をすることは何となく気が引けたし、いけないことをしているような気になって居心地が悪いこともあったな。若かったし、従わなくてはいけないこともたくさんあったから自分が自分のものではないような気持ちになることもしばしばあった。
その居心地の悪さの理由がこの本を読んでわかった。私は「自分の尊厳を無視して」いたんだ。ああ、あの時の無知な私にぜひとも読ませてあげたい。
特製トートバッグ付き!
「雑誌プラン」にご加入いただくと、全員にNumber特製トートバッグをプレゼント。
※送付はお申し込み翌月の中旬を予定しています
photograph by Sports Graphic Number