松山英樹の2020-'21年シーズンが終わりました。おそらく彼にとっては不本意なシーズンだったでしょうね。4月にマスターズ優勝という歴史的快挙を成し遂げたのに一体どうしてだと思いますか?
平均ストロークやパーオン率の数字は落ちていますし、何よりトップ10入りの回数が2回しかありませんでした。4位だった東京五輪を含めても3回。これは英樹がPGAツアーメンバーとなって8シーズン目で一番少ない数字です。マスターズという大魚は釣り上げましたが、選手の立場で考えるなら、トップ10やトップ5でゴルフができていないと、もう勝てないんじゃないかと後ろ向きな考えが出てきてしまうものです。
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