デレク・ジーターらとともに1990年代から2000年代のヤンキース黄金時代を支えたバーニー・ウイリアムスが野球の表舞台から姿を消したのは、2006年オフだった。ヤンキースとの契約が切れ、所属先がないが引退を宣言することもなく、宙ぶらりんのままに「背番号51」をグラウンドで見ることはできなくなった。
その後はプロミュージシャンとして活動をしていたが、そのバーニーが周囲をあっと驚かせたのが2009年だ。第2回ワールド・ベースボール・クラシックで、何と母国・プエルトリコ代表として“現役復帰”したのだった。
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photograph by KYODO