4月3日、ウズベキスタン・タシケントで行われた同国初の世界タイトル戦で、岩佐亮佑は地元のチャンピオン、ムロジョン・アフマダリエフに5回TKO負けを喫し、WBAとIBFスーパーバンタム級の2本のベルト獲得に失敗した。
同じサウスポーのアフマダリエフのジャブで試合を支配され、5回に連打を浴び手が出なくなったところでロシア人主審が早めのストップをかけた。岩佐は残念ながらアフマダリエフの歴史的凱旋試合の引き立て役を務めさせられる結果となった。
岩佐の定評あるテクニックが封じられた展開も意外ではない。終始手を出し続けたアフマダリエフの巧みなインファイトに改めてこの国のボクシングの質の高さを感じた。
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photograph by AFLO