大晦日興行の10日前に行われた『RIZIN.26』の会見。限りなくボクシングに近いルールで五味隆典と闘うことになった皇治は、実は五味戦の前にはボクシングで2階級制覇を成し遂げた元世界王者、亀田兄弟の三男・亀田和毅と闘う計画があったことを打ち明けた。
RIZINの榊原信行CEOによると、これは亀田側から持ち込まれた話だったという。「本人はボクシングがすべて。それを捨ててまで参戦すれば、大事になることが動き出してみてわかったと思う」(榊原氏)
この話を聞いた時、筆者は2006年に当時ボクシングの世界王者だった徳山昌守がPRIDEと折衝し、五味との特別ルール(JBCの認可を受けた試合ではないので、ボクシングという表記は使えない)で闘う予定だったことを思い出した。
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photograph by Susumu Nagao