「思い切り生きて思い切り死ね」。心臓に突き刺さるほど過激な言葉を座右の銘に生きる元総合格闘家がいる。まだ修斗がシューティングと呼ばれていた黎明期には、ライトヘビー級戦線で活躍。1994年に移籍したパンクラスで出場した初代キング・オブ・パンクラス決定トーナメントでは鈴木みのるらを破って決勝に進出した山田学だ。
2000年1月に引退。その3年後には都内で整体院『B-PLUS』を開業し現在に至る。腕は確かで、週末は予約をとるのも大変なほど繁盛する。今回写真を撮った長尾迪氏は、昨年上がらなくなった腕を治してもらって以来常連になっているという。山田は「僕の施術はオンリーワン」と胸を張る。「僕には整体の先生が何人かいるので、いまの技術は自分なりにアレンジしたもの。たぶん僕にしかできないです」
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photograph by Susumu Nagao