そういう種族なのだ。コーチとは。どうして負けたのか。なぜ、しくじったか。くっきり言語化しないと酸素を吸えない。
ラグビーのワールドカップ。つい先日の興奮のようであり遠くの風景にも感じる。決勝で敗北、イングランドのHC(ヘッドコーチ)、エディー・ジョーンズはこのほど述べた。
「ふたつの選手選考のミステイクを認める」(11月21日発売の自伝からガーディアン紙が引用)
まず、背番号1、左のプロップには「マコ・ブニポラでなくジョー・マーラーを先発させるべきだった」。あの夜、ブニポラは南アフリカ代表スプリングボクスのスクラムに苦しんだ。身上であるトンガ系らしい突進力も発揮できなかった。後半、マーラーを投入すると、押し合いの劣勢は緩和された。バックスの10-12-13番の組み合わせの誤りにも触れた。
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photograph by Naoya Sanuki