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<復活インタビュー> 川崎宗則「草野球withイチローから台湾へ」

2019/09/09
ソフトバンクを退団しておよそ1年半。今夏、台湾・味全ドラゴンズと契約を交わし、現役続行を表明した。日米で愛された野球小僧が、復帰の契機となった息子との出来事、新天地への期待、そして偉大なる先輩・イチロー引退への思いを語る。(Number985号掲載)

 台湾へ行くことになりました。赤いユニフォーム、初めてです。赤って緊張する。おい、赤だぜ~っ、どうしようって(笑)。

 台湾のプロ野球にはダイナミックなイメージがあります。パワーに溢れていて、レベルも高い。8月のキャンプでみんなとコミュニケーションをとりながら練習して、10月からのウインター・リーグに備えます。そこでいろんな国の人と交流しながら試合に出て、いいパフォーマンスができれば、来年の契約も取れる。今回は12月までの3カ月契約なんで、来年はどうなるか、まだわかりませんからね。

 川崎宗則が台湾プロ野球(CPBL)の味全ドラゴンズと客員コーチとして契約を交わした。味全は1999年に脱退したCPBLに今年、復帰することが認められている。来年は二軍のみでスタートし、一軍の公式戦には2021年のシーズンから参戦。8月13日、台北で会見を行った川崎は「選手として9割、コーチとして1割」と話し、事実上の現役続行を表明した。

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photograph by Naoya Sanuki

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