2020年東京五輪・パラリンピックの招致をめぐる「贈収賄疑惑」が取り沙汰される日本オリンピック委員会(JOC)・竹田恆和会長(71)の「逃亡会見」が物議を醸している。
発端は竹田会長が理事長を務めていた大会招致委員会(現在は解散)がシンガポールのブラック・タイディングス社に「コンサルティング料」名目で計280万シンガポールドル(約2億2000万円)を送金。この一部が開催都市決定の投票権を持つIOC委員で国際陸上競技連盟会長だったラミン・ディアク氏の息子、パパマッサタ・ディアク氏に渡った疑いが浮上したものだ。ここにきてフランス予審判事が「収賄」の容疑で正式に捜査を開始したとされる。
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photograph by KYODO