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オールラウンドとスプリント、 高木美帆が“伝説の2冠”に挑む。 ~1シーズンで同時に制したのは1人だけ~

2019/01/25
昨年12月30日の全日本スプリント選手権女子1000mでは、国内最高記録を塗り替える1分14秒44を記録した。

 短距離から長距離までの4種目の合計で競うスピードスケートの世界オールラウンド選手権。日本人として昨季初めて制し、“クイーン・オブ・スケート”の称号を得た高木美帆(日体大助手)が、今季は500mと1000mを4本滑った合計で争う世界スプリント選手権(2月23、24日=オランダ)と、世界オールラウンド選手権(3月2、3日=カナダ)のダブル制覇を狙う決意を明らかにした。

「両方のタイトルを取れたらかっこ良いという思いがある。両方同時にチャレンジできる機会は少ないので、無駄にしたくない」

 昨年12月の国内大会を経て、両大会の代表に選出された高木は目を輝かせて言った。

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photograph by KYODO

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