おにぎり、握れ―寿司の次はおにぎりか。秋が深まった札幌ドームにはおにぎりのかぶりものが出現し、何とも愛らしい“おにぎりくん”なるキャラクターが描かれたTシャツやタオルが売られていた。そのモデルとなった、いかにも“おにぎりが好きそうな”(それが由来らしい)横尾俊建がホームランを打てば、チームメイトがおにぎりを握るポーズで迎える。もちろん横尾自身も三塁ベースを回ったあと、おにぎりを握る。
クライマックスシリーズのファーストステージ、ホークスに敗れたファイターズにあって、25歳の“おにぎりくん”こと、横尾の存在が目についた。寿司ポーズで人気のブランドン・レアードがケガで離脱、代わりにサードに入った横尾が初めてのCSの舞台に立って、2試合連続のホームランを放ったのだ。
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photograph by KYODO