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「東高西低」の図式を覆す、 拳四朗と京口紘人の活躍。 ~ボクシングの世界で関西に風が吹いている?~

2018/06/20

 5月に行われた2つのダブル世界タイトル戦で共に主役ではなかったものの、存在感を示した2人の不敗チャンピオン――拳四朗(WBCライト・フライ級)と京口紘人(IBFミニマム級)に注目したい。

 拳四朗は、井上尚弥が初回KOで3階級制覇を達成したのと同日、前王者ガニガン・ロペスの挑戦を受け、2回に右ボディー一発で相手を沈めた。この5日前、京口は同じワタナベジムの田口良一がヘッキー・ブドラーに敗れ無冠に追われた直前に、2度目の防衛戦に臨んだ。比国の19歳ビンス・パラスに初体験のダウンを喫するなど苦戦しKOは逸したが、判定勝ちで虎の子のベルトを守った。

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photograph by Hiroaki Yamaguchi

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