日本のエースとして卓球界を牽引してきた水谷と、最年少記録を次々と塗りかえてきた張本。
全日本決勝では新時代の到来を告げるかのように、14歳の張本が28歳の水谷を破り、頂点を極めた。
怪物と天才。2人の物語はこれからも続いていく。
全日本決勝では新時代の到来を告げるかのように、14歳の張本が28歳の水谷を破り、頂点を極めた。
怪物と天才。2人の物語はこれからも続いていく。
1936年に第1回大会が開かれて以来、戦時中の中断を挟んで76回に及ぶ全日本卓球選手権の歴史をひもといても、男子シングルスで通算10度目の優勝を狙う「絶対王者」はもちろん、14歳6カ月の中学生にして天皇杯に手をかけた「怪物」も過去に存在しなかった。
2つの才能が今、このタイミングで東京体育館のセンターコートで対峙したのは、時代が求めた必然だったのかもしれない。
日本のエースとして卓球界を牽引し、リオデジャネイロ五輪のメダリストである水谷隼がこれまでと同じように圧倒的な存在感を見せつけるのか。それとも、昨年6月に世界選手権デュッセルドルフ大会で水谷を破った張本智和が、とてつもない最年少記録で覇権を奪い獲るのか。
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photograph by photographs by Itaru Chiba