勝ち点を積み重ねる作業を繰り返す最終予選。10試合を戦う長いシリーズのなかには、その後の流れを引き寄せるポイントとなるプレーがあるものだ。
失点に直接関与するGKのポジション。その視点で振り返ると、思い浮かぶのが3月23日のアウェーUAE戦だろう。結果次第で順位が入れ替わる大一番。そこで見せた、川島永嗣の美技がなによりも印象的だ。
日本が1点をリードした前半20分だった。UAEは右サイドをマブフートが抜け出し、GKと1対1の決定機を作り出す。このシュートを見事に脚でブロックした。
「しっかり、冷静にコースに入れたので」
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photograph by Shinya Tanaka