混戦模様のクラシック戦線に有力馬登場! '13年ダービー馬キズナとゆかりの深い、ディープ産駒は本番も輝けるか?
このなかにダービー馬はいるか。
弥生賞のパドックで出走馬を吟味しながら、毎年同じことを考える。シンボリルドルフ、スペシャルウィーク、ディープインパクトといった競馬史に残る名馬がここを勝ち、競馬の祭典でも頂点に立った。昨年のマカヒキもそうだった。
はたして今年は――。
出走馬12頭のうち、重賞勝ち馬が2頭だけだったこともあり、戦前は例年に比べメンバーが小粒だと言われていた。
そんななか、私は馬柱のデータを見て2頭に目をつけていた。
1頭は、GIIIの京都2歳Sを勝って以来3カ月ぶりの実戦となったカデナ。もう1頭は、新馬勝ちしたあとホープフルSで3着となったグローブシアターだった。
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photograph by Keiji Ishikawa