国際体操連盟(FIG)が技の高難度化に主眼を置く流れに歯止めをかけ、演技の正確性や美しさを重視する方向へ明確に舵を切った。
日本体操協会はこのほど、FIGが定めた男子体操競技の'17年版('17-'20年)新ルールに関する審判員研修会を開催。'20年東京五輪までの採点規則では技の難度を示すDスコアが従来と比べて低く抑えられることが分かった。
審判員研修会ではまず、新ルールが作成された際のFIGの基本姿勢についての報告がなされた。ここで明らかになったのが、美しい演技に対する正当評価がおろそかになっていたことを是正しようという考えだ。
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photograph by Asami Enomoto