昨年に続いてIPTLを取材した。男女の現役、OB混成チームの団体戦、主催者はこの呼び方を嫌うようだが要はエキジビションマッチだ。
自在なショットで沸かせた錦織圭は「プレッシャーもないので、本気の試合ではできないようなショットも打てて楽しかった」と話した。スタンドには空席も目立ったが、高額のチケットを購入したファンはそれなりの満足感を得たと思われる。筆者の感想は昨年と同じだ。コンテンツとしての完成度は高いが、公式戦とは比べようもない。ここで味わえるのはスポーツ観戦の醍醐味の、ほんの一部でしかない。スポーツファンに、ぜひとも、と強くすすめようとは思わない。
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photograph by Takuya Sugiyama