今年のプロ野球で、広島東洋カープの優勝と並んで時代を画する出来事だったのは、横浜DeNAベイスターズの11年ぶりのAクラス、初のクライマックスシリーズ進出だった。前回、Aクラスになったのは2005年のこと。1番が石井琢朗、クリーンアップは金城龍彦、佐伯貴弘、多村仁志だった時代だ。
その後の10年間は4位が1回、5位が2回、そして6位が7回。10年連続Bクラスというだけでなく、最下位の6位が、5年連続を含めて7回もあったのだから、順位という観点から見れば、過去10年間のベイスターズは、いいところがなかった。
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photograph by Naoya Sanuki