#876

記事を
ブックマークする

池田浩(スポーツドクター)~スポーツの現場で働く“プロ”に直撃!~

2015/05/17
 スポーツは常にケガのリスクと隣り合わせだ。戦うアスリートたちを陰で支えるドクターの仕事に迫る!

 スポーツの現場は医療の現場でもある。競技中のアクシデントで負傷することは日常茶飯事だし、トレーニングで頑丈な肉体をつくった選手にもケガはついてまわる。負傷した選手に適切な治療を施すスポーツドクターは、選手たちにとっての守り神だ。


 順天堂大学医学部の池田浩先任准教授はジェフユナイテッド千葉、そしてザッケローニ監督時代の日本代表のチームドクターとしてサッカー選手を数多く診てきた、スポーツ医学のエキスパートである。しかし、一般の医師とチームドクターは何が違うんです?

「やはりスポーツの現場で診療、治療にあたるというのが大きな違いですね。ジェフのチームドクターのときは週に1日はクラブハウスに出向いて診療し、週末はチームに帯同して試合会場に詰めていました。私の専門分野は膝関節ですが、脳しんとうなどの応急処置はもちろん、『こどもが急に高熱を出した』とか、『親戚のおじさんが白内障になったからお医者さんを紹介してくれ』といったあらゆる相談にも対応していました(笑)」

特製トートバッグ付き!

「雑誌プラン」にご加入いただくと、全員にNumber特製トートバッグをプレゼント。
※送付はお申し込み翌月の中旬を予定しています

photograph by photographs by Satoshi Ashibe

0

0

0

前記事 次記事