正しいトレーニングは健康への近道でもある。ジム経営と二足のわらじを履く“肉体のプロ”の志とは?
トレーナーとしての能力と、経営者としての能力は一見異なるように思える。だが鈴木岳.は見事に両立させている。
「現状把握して目標設定して、アクションプランを作って実行する。この作業って、トレーニングと経営ですごく似ているんですよ」
学生時代、鈴木はアルペンスキーに打ち込むアスリートだったことから、将来は「スポーツの仕事に就きたい」と考え、札幌大学卒業後にワシントン州立大学へ留学。全米公認アスレティックトレーナーの資格を取得し、全日本スキー連盟フリースタイルチーム(モーグル)の専属トレーナーに抜擢された。選手と共に世界中を飛び回り、'02年ソルトレイクシティ五輪から'14年ソチ五輪まで、里谷多英や上村愛子など多くのアスリートを支えた。
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photograph by photographs by Shinya Kizaki