日本のみならず、米国でも数々の偉業を遂げてきたイチローが、メジャー15年目の「職場」として、マイアミ・マーリンズを選択した。条件は、昨季の年俸650万ドルから大幅な減額となる200万ドル(約2億4000万円)の1年契約。だが、グラウンドでプレーすることにこだわるイチローにとって、年俸減は二の次で、さしたる問題ではなかった。
昨季限りでヤンキースとの契約が切れたイチローは、実は早い時期から今季への準備を着々と進めていた。2001年のメジャー移籍以来、代理人を務めていたトニー・アタナシオ氏の健康上の理由もあり、シーズン中から新たな代理人探しを開始。オフに入ると、すぐにベテランの代理人、ジョン・ボグス氏と契約を交わした。今オフの移籍交渉が、簡単には進まないことを、イチロー自身が承知していたからだった。
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photograph by Naoya Sanuki