ボストン・レッドソックスが、早くも今オフの主役に躍り出た。サンクスギビング(感謝祭)の休暇が始まる直前、パブロ・サンドバルと5年9500万ドルの大型契約をまとめると、その後、すぐにハンリー・ラミレスと4年8800万ドルで契約。ストーブリーグの目玉とされていた内野手2人のダブル獲得に成功した。両選手との契約後、会見に臨んだチェリントンGMは「他球団と交渉する機会があったにもかかわらず、我がチームとの交渉を進めてくれた」と、会心の補強に満足そうな表情を浮かべた。
昨季世界一となったレッドソックスにとって、今オフの大型補強は大命題だった。というのも、今シーズンは、開幕からつまずき、早々と優勝争いから脱落した。7月末のトレード期限前にはレスター、ラッキー、ピービの先発3投手を放出。あっさりと連覇をあきらめ、チーム再構築に方針を転換した。
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