石川遼は大丈夫かな、と内心思っているファンは多いのではないか。
それは、同じ歳の松山英樹の活躍が強烈で、明と暗がより鮮明に浮び上がってしまうからだろう。
今年最後のメジャー大会、全米プロゴルフ選手権。3日目までは石川が21位につけ、松山は38位となかなか調子が上がらなかった。しかし最終日、終わってみれば松山が4連続バーディなどで巻き返し19位、逆に石川はスコアを2つ落として29位となった。この結果、全米プロ終了時点で松山は賞金ランク113位となり、来季の米ツアーシード権(125位以内)もほぼ確定。世界ランキングも自己最高の29位まで浮上した。
特製トートバッグ付き!
「雑誌プラン」にご加入いただくと、全員にNumber特製トートバッグをプレゼント。
※送付はお申し込み翌月の中旬を予定しています
photograph by Getty Images