#833

記事を
ブックマークする

井口資仁を奮い立たせる 若手への意地と温かい心。 ~ロッテの主軸としての責任感~

2013/07/30
ロッテ立花打撃コーチは、「バットコントロールと思い切りの良さはウチで一番」と評価。

 ここ4年間、ロッテは間違いなく井口資仁のチームだった。

 西村徳文監督率いるロッテが日本一になったのは、まだ記憶に新しい2010年。あの時若手の精神的支柱になっていたのが、主将の西岡剛(現阪神)や選手会長のサブローに加え、メジャーから日本に復帰して2年目の、優勝経験を持つ井口だった。

 30代も後半に差し掛かりながら、率先して結果を残し、得点圏打率3割4分、打点はリーグ2位の103を記録。クライマックスシリーズに入ると、「ここで燃えなければ必ず悔いが残るんだ」とナインにハッパをかける井口の姿があった。西岡は当時、「井口さんから優勝の奥深さを学んだ」と語っていたほどだ。

特製トートバッグ付き!

「雑誌プラン」にご加入いただくと、全員にNumber特製トートバッグをプレゼント。
※送付はお申し込み翌月の中旬を予定しています

photograph by NIKKAN SPORTS

0

0

0

前記事 次記事